居酒屋でハイボールを頼もうとすると、意外と種類が多いことがあります。
トリス、角、ブラックニッカ、ジムビーム、知多、白州、山崎。名前は聞いたことがあっても、「何が違うのか」「どれを頼めばいいのか」はわかりにくいと思います。
でも、最初からウイスキーに詳しくなる必要はありません。
居酒屋では、まず「安く飲みたいのか」「普通に外したくないのか」「少しだけいいものを飲みたいのか」で選べば十分です。細かい製法や産地よりも、メニュー上での立ち位置を知っておくほうが使いやすいです。
覚えておきたいのは、次の3つです。
- とにかく安く飲むなら、トリスやブラックニッカ
- 迷ったら、角ハイボールがいちばん無難
- 少し違う味なら、ジムビームやメーカーズマーク
- ちょっといい一杯なら、知多、白州、山崎、響あたり
このくらいの見方ができるだけで、居酒屋のハイボール選びはかなり楽になります。
とにかく安く飲むならトリスやブラックニッカ
まず、安く飲みたいときに見かけやすいのが、トリスやブラックニッカです。
トリスは、大衆居酒屋のハイボールでよく見る銘柄です。価格が低めに設定されていることが多く、「とりあえずハイボールを安く飲みたい」という場面に向いています。
味は、じっくり香りを楽しむというより、食事と一緒にすっきり飲むイメージです。唐揚げ、焼き鳥、揚げ物のような居酒屋メニューと合わせやすいので、最初の一杯にも使いやすいです。
ブラックニッカも、居酒屋でよく見る定番です。トリスと同じく、気軽に飲めるハイボールとして置かれていることが多いです。
安いウイスキーだから悪い、という話ではありません。飲み会では、会話しながら食事に合わせて飲むことが多いので、軽く飲める定番にはちゃんと役割があります。
頼み方は、このくらいで大丈夫です。
トリスハイボールください。
ブラックニッカのハイボールください。
お酒にそこまでこだわりがない日なら、このあたりで十分です。無理に高いものを選ぶ必要はありません。
迷ったら角ハイボールがいちばん無難
居酒屋で迷ったら、角ハイボールはかなり無難です。
角は、居酒屋でも家飲みでもよく見かける定番のウイスキーです。安すぎる感じもなく、高すぎる感じもなく、食事にも合わせやすいので、最初に覚えるならかなり使いやすい銘柄です。
「ウイスキーは詳しくないけど、変に外したくない」という場面では、角ハイボールを頼んでおけばだいたい困りません。
たとえば、会社の飲み会、友人との居酒屋、初めて入る店なら、このくらいで自然です。
角ハイボールください。
角をソーダ割りでお願いします。
「角ハイ」はかなり通じやすい言い方です。
コスパで見るなら、トリスより少し上、白州や山崎よりずっと気軽、という位置づけで考えるとわかりやすいです。
もちろん店によって価格は違います。ただ、居酒屋のメニュー上では、角は「普段使いの定番」として置かれていることが多いです。
ウイスキーを覚え始めるなら、まず角を基準にすると楽です。角より安いなら気軽なハイボール、角より高いなら少し香りやブランド感を楽しむ一杯、くらいで見れば十分です。
ジムビームやメーカーズマークは日本の銘柄ではない
居酒屋では、ジムビームやメーカーズマークのハイボールもよく見ます。
この2つは、日本のウイスキーではなく、アメリカのバーボンです。国産系の定番とは少し違いますが、居酒屋のハイボールメニューでは一緒に並んでいることがあります。
ジムビームは、比較的気軽なバーボンハイボールとして置かれていることが多いです。角とは少し違う甘さや香ばしさを感じることがあります。
メーカーズマークは、ジムビームより少し上の扱いで見ることがあります。甘さや香りがわかりやすいので、バーボンを試してみたいときに選びやすいです。
ただ、最初から日本のウイスキーと海外のウイスキーを細かく分けて覚えなくても大丈夫です。
まずは、メニューでこう見れば十分です。
- トリス、ブラックニッカ: 安く気軽に飲む
- 角: 迷ったときの定番
- ジムビーム: 角とは少し違う気軽なハイボール
- メーカーズマーク: 少し上のバーボンを試す一杯
このくらいの整理で、居酒屋ではかなり困らなくなります。
少しだけいいものなら知多、白州、山崎、響
少しきれいな居酒屋やバー寄りの店では、定番より少し高いウイスキーが置かれていることがあります。
よく見るのは、このあたりです。
- 知多
- 白州
- 山崎
- 響
知多は、軽やかで飲みやすい印象のハイボールとして見かけることがあります。角より少し上の一杯を飲みたいけれど、重すぎるウイスキーはまだ不安、というときに選びやすいです。
白州は、すっきりした香りのある高めの一杯として見かけることがあります。店によってはかなり高くなるので、何杯も飲むというより、「今日は少しだけいいハイボールを飲みたい」というとき向きです。
山崎は、白州と同じく高級寄りです。香りを楽しむウイスキーとして名前を聞くことが多いですが、居酒屋ではハイボールで出てくることもあります。値段を見ずに頼むと少し驚くことがあるので、メニューの価格は確認したほうが安心です。
響は、さらに特別感のある銘柄として扱われることがあります。店にあれば目を引きますが、普段の飲み会で無理に頼む必要はありません。
このあたりは、「詳しい人っぽく見せるため」に頼むものではありません。普段のハイボールより少し香りや雰囲気を楽しみたいときに、1杯だけ試すくらいがちょうどいいです。
サントリーオールドを見かけることもありますが、これは高級枠というより、昔ながらの定番という見方で十分です。置いてあれば、ハイボールや水割りで少し渋めの雰囲気を楽しむ一杯、くらいに考えれば大丈夫です。
まとめ
居酒屋でウイスキーの種類に迷ったら、まずは値段と場面で考えれば大丈夫です。
- とにかく安く飲みたいなら、トリスやブラックニッカ
- 外したくないなら、角ハイボール
- 少し違う味を試すなら、ジムビームやメーカーズマーク
- ちょっといい一杯なら、知多、白州、山崎、響
最初からウイスキーの製法や産地を全部覚える必要はありません。
普通の居酒屋なら、迷ったら角ハイボール。安くいきたい日はトリスやブラックニッカ。少し余裕がある日は知多や白州を1杯だけ試す。このくらいで十分です。
ウイスキーは、詳しさを見せるために頼むものではありません。自分の予算とその日の気分に合わせて、無理なく選べれば大丈夫です。