焼き鳥屋は気軽な店も多いですが、少しきれいな店に行くと意外と迷います。
コースにするべきなのか。単品で頼んでいいのか。塩とタレはどちらがいいのか。串はそのまま食べるのか、外して分けるのか。なんとなく知っているようで、実は自信がない人もいると思います。
でも、ちょっといい焼き鳥屋で大事なのは、部位の名前をたくさん知っていることではありません。
まずはコースか単品かを決めること。塩・タレで迷ったら店に任せていいこと。串は基本的にそのまま食べればいいことです。このあたりを押さえるだけで、かなり落ち着いて過ごせます。
覚えておきたいのは、次の3つです。
- 迷ったらコースかおすすめに乗る
- 塩・タレは無理に指定しすぎない
- 串は基本そのまま食べる
この3つだけでも、焼き鳥屋での失敗はかなり減らせます。
迷ったらコースかおすすめに乗る
ちょっといい焼き鳥屋では、まずコースがあるかを見ます。
焼き鳥は部位の種類が多いので、最初から単品で全部選ぼうとすると少し大変です。もも、ねぎま、つくね、砂肝、レバー、せせり、ぼんじり。名前は聞いたことがあっても、どの順番で何本頼めばいいか迷います。
そういうときは、コースやおまかせがかなり使いやすいです。
コースなら、店が食べやすい順番で出してくれます。量もだいたい整っていますし、最初から部位を細かく選ばなくて済みます。
単品で頼む場合も、最初はこのくらいで大丈夫です。
- 食べやすい串を人数分
- 気になる部位を少し
- 野菜串や一品料理
- 足りなければ追加
2人なら、最初から大量に頼まなくていいです。焼き鳥は焼きたてで出てくるのがよさなので、まとめて頼みすぎるとテーブルが忙しくなります。
迷ったら、こう聞けば自然です。
初めてなんですが、まず何本くらい頼むとよさそうですか?
おすすめを何本かお願いできますか?
この聞き方なら、詳しくないことを隠す必要もありません。焼き鳥屋では、おすすめを聞くのはかなり普通です。
大事なのは、最初から自分で完璧に組み立てることではありません。店のおすすめに乗りながら、食べたいものを少し足していくことです。
塩・タレは無理に指定しすぎない
焼き鳥でよく迷うのが、塩かタレかです。
なんとなく「通は塩」と聞いたことがある人もいるかもしれません。でも、全部を塩にすればいいわけではありません。タレがおいしい部位もありますし、店によっておすすめも違います。
最初は、無理に指定しすぎなくて大丈夫です。
店員さんに聞かれたら、こう答えれば自然です。
おすすめでお願いします。
合うほうでお願いします。
この一言で十分です。
もし自分の好みがあるなら、もちろん伝えて大丈夫です。さっぱり食べたいなら塩、甘辛い味が好きならタレを選ぶこともあります。
ただ、ちょっといい焼き鳥屋では、店側が部位ごとに合う味を考えていることも多いです。なので、最初はおすすめに任せるほうが失敗しにくいです。
レバーやつくねなど、タレが合いやすいものもあります。砂肝やささみのように、塩でさっぱり食べやすいものもあります。ですが、細かく覚えようとしなくて大丈夫です。
焼き鳥でうまく見える人は、塩とタレを全部自分で決める人ではありません。わからないところを店に任せられる人です。
串は基本そのまま食べる
焼き鳥で意外と迷うのが、串の食べ方です。
串から外して皿に分けるべきなのか。そのまま食べていいのか。人数分に分けたほうが親切なのか、考えてしまうことがあります。
基本は、そのまま食べて大丈夫です。
焼き鳥は、串に刺さった状態で食べる前提の料理です。焼きたてをそのまま食べるほうが、崩れにくいですし、味もわかりやすいです。
もちろん、大皿で出てきた串を何人かで少しずつ食べたい場面もあります。その場合は、無理に手で外そうとせず、箸で落ち着いて外せば大丈夫です。
ただし、相手の串を勝手に外して分ける必要はありません。
これ、分ける?
そのまま食べちゃって大丈夫?
このくらい確認すれば十分です。
ちょっといい焼き鳥屋では、1人1本ずつ出てくることもあります。その場合は、基本的に自分の分としてそのまま食べれば大丈夫です。
また、串を食べ終わったら、空いた皿や串入れがあればそこに置きます。テーブルの上に散らかさないようにするだけで、かなり落ち着いて見えます。
焼き鳥は、細かい作法を見せる食事ではありません。焼きたてをおいしく食べて、串や皿を雑に散らかさない。それくらいで十分です。
まとめ
ちょっといい焼き鳥屋で失敗したくないなら、まずはこの3つを押さえれば大丈夫です。
- 迷ったらコースかおすすめに乗る
- 塩・タレは無理に指定しすぎない
- 串は基本そのまま食べる
焼き鳥屋は、部位の名前を全部知っている人だけが楽しむ場所ではありません。コースやおすすめに乗って、塩・タレは店に任せて、串は基本そのまま食べる。それだけでかなり落ち着いて過ごせます。
最初は、コースがあればコース。単品ならおすすめを何本か。味付けは「合うほうでお願いします」。串は自分の分をそのまま食べる。
このくらいで、ちょっといい焼き鳥屋もかなり気楽に楽しめます。